ウィキペディアは便利であるが、正確ではない。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20070705i403-yol.html
ちょっと前の話ですが、新聞社のコラムにウィキペディアからそのまま引用し、後に謝罪したそうです。
私もウィキペディアをよく利用するし、情報源になっています。
しかし、常に「もしかしたらこの記事はうそかもしれない」ということを念頭において利用しているつもりです。
ウィキペディアの良い所は誰でも編集できること。
みんながもっている知識を集合させるには都合がよいですが、
反面、その記載が必ずしも正しいとは言い切れないのです。
また、著書と違い文責がないので、立場が変わると同じことでも見方が変わるのです。
裁判での検察側と弁護側のように同じ事柄も、違った主張ができるのです。
昨年、大学一年生のゼミに参加したときに、レポートの参考文献にウィキペディアを挙げていたゼミ生がいて、その時に以上のような話をしたことがあります。
大学生なら次から気をつけますということで、まあよいのですが、新聞社の方がこういうことをするのかということでびっくりしました。
まあ、将来はウィキペディアが確立され、情報源として十分信用できるものになるのかもしれません。
しかし、今の段階では「ウィキペディアは便利であるが、正確ではない。」
と、私は思います。